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[2011/05/10 20:23] やまのぼり50

春山登山の第二弾です。
山形県に行ってきました。さすがに桜前線は過ぎていて、お花見とはいきませんでした。

山形の最低峰は 酒田にあります。日本海側の代表的な港町。
港町の低山にありがちな、海の目と鼻の先にあるというわけではなく、すこし入ったところにあります。
今回の目的地は 飯森山 といいます。

駅から飯森山のすぐ近くまでバスも出ていますが、やはり便数が少ないです。
それを補っているのがレンタサイクル。市内のホテルや観光地に多数用意されています。
すべて無料で、取り扱ってるところならどこで返してもいいので便利。しっかり活用させていただきました。



飯森山遠景

右奥の階段が登山口

周囲は 飯森山公園 となっていて、写真家の記念館もあり、市内の主要な観光スポットです。
おなじく観光地だった香川の琴弾山のように ぞんざいな扱いをされることはなく、山頂まで整備は万全。
公園の入口に案内板があるので、迷うことはありません。快適な登山をたのしめます。

最初は階段をのぼります。3分ほどで中腹の公園に出ます。
これはまさに公園で、巨大滑り台など遊具がいっぱい。近所の親子づれが何組か遊んでいました。ゆうに1〜2時間はたのしめそうです。
登山道は公園を回り込むように、しばらく平坦な道のりとなります。
公園の反対側はアジサイを数十メートルにわたり植えていて散水していました、花が咲く季節には、ずらりとアジサイの帯ができることでしょう。



登山道の前半は階段

飯森山はあじさいで有名

公園をすぎると、いよいよ飯森山の登攀にかかります。
登山道は、山頂に向けて らせん状に設置しています。傾きも浅く、バリアフリーってことになるのかな?
山頂への登山道にはヤマザクラを植えています。白い花は、まだ少しのこっていました。

反時計まわりに、およそ360°のぼると頂上が見えてきます。展望台もあります。
山頂のそばには三角点が。最近は三角点の遭遇率が高いです。
「経緯度観測点」なる、円柱形をしたコンクリートづくりの物体もありました。



山頂に向かう道は舗装ずみ

展望台はきれい

山頂は三角点のすぐそば。およそ1メートルくらい高いです。
さすが眺望はみごとです。快晴だったこともあって、雪をかぶった鳥海山がはっきり。すぐそばに見えるようです。
最上川も、酒田までくると川幅も広く、ゆったりした流れを見せてくれていました。
もっとも美しい眺望のひとつなのは間違いないでしょう。



展望台もあります

鳥海山ものぞめる


酒田のラーメン屋でラーメンを食べて帰りました。


<山データ>

山名:飯森山(いいもりやま)

標高:41.8m

所在:山形県酒田市飯森山2丁目 Googleマップ

経緯度:N 38°53' 27" E 139°49' 31"

<行程メモ>
JR酒田駅−(30分)−飯森山公園:自転車
飯森山公園−(5分)−山麓:徒歩
山麓−(10分)−山頂:徒歩




[2011/05/14 06:54] やまのぼり51

山形の低山紀行にも第二弾があります。58メートル峰があると分かると逃すわけにはいきません。

その山は 飛島 にあります。山形県唯一の離島だそうです。
ラッキーなことに、連絡船は酒田から出ています。
前回レンタサイクルをしっかり活用と書いたのは、この発着所にも行ったからなのでした。

酒田港から 飛島の勝浦港までは75分。
鳥海山が少しずつ小さくなっていきますが、この秀峰は飛島からもはっきりと見えています。
もっとも、この日は快晴、風もおだやか。船の揺れもわずかで、往復ともうつらうつらしていました。

目指すのは柏木山。飛島第二の山です。
登山口は勝浦港のすぐ近く。飛島には3時間弱しかいられないのですが、登山にはじゅうぶん。
島内一周はさすがに無理ですが、付近の名所観光+昼ごはんもとれます。

勝浦港から南に200メートルほど歩くと、柏木山への案内板が現れます。
飛島への観光客の9割以上は魚釣りと思われますが、1%もいないと思われる登山目的の人にも親切です。
このほか、島の至るところに案内板があって、パンフレットも分かりやすいです。
飛島も酒田市の一部なのですが、市中心部とおなじく観光サービスが行きとどいています。ありがたい。



登山口は港のすぐ近く

階段が近道

3分ほど階段をのぼり、車道を横切ってふたたび階段をゆきます。
また3分ほどのぼると、道は平坦なものになります。柏木山は頂上付近は広いつくりになっているようです。

この歩道は登山道というより、島内の遊歩道という位置づけ。山頂の東側をぐるっと回るように(避けるように?)つづいています。



後半はなだらかな道がつづく

展望台から見た 賽の河原

山頂の北まで回ったところで、ほかの地点への道のりと一緒に「経緯度観測点」と書かれた案内板が現れます。
この 経緯度観測点 への道が柏木山の山頂に続くのですが「柏木山展望台」は別の場所にあるので、山頂とは意図的に書いていないのでしょう。
遊歩道としてはあきらかに脇道なのですが、踏み跡はしっかりついています。おそらく地元の方が定期的に整備しているとみえます。
すみずみまで観光客に気遣う姿勢には頭が下がります。

脇道に入って1分もかからず、見たことのあるコンクリートの円柱が姿を現します。
経緯度観測点 は飯森山にもありました。飯森山のは表示板が取れてしまっていましたが、柏木山は 昭和三年の設置のまま残されています。
実は飯森山山頂の案内板に、この経緯度観測点は 地殻プレートの動きを観測する目的で3ヶ所に設置していることが書かれていたのです。
事前に知っていればすべて訪れてコンプリートしておきたかったのですが、次回の楽しみにとっておきましょう。



経緯度観測点 が山頂へのルート

これが経緯度観測点


さて、柏木山の山頂にも三角点があります。近くに島がないので当然の設置というところでしょうか。
経緯度観測点のすぐ近くにあるのですが、イタドリの林に埋まりかけていました。
三角点の標識も根っこが腐って倒れてしまっていす。表示もはがれて 一等三角点 の「一」の字はマジックで上書き。プラスチックのに変えたほうが良さそうなのですが、、、
いずれ三角点を訪れるであろう方がわかりやすくなるようにと、掃除しておきました。

柏木山展望台は別にある、と上で書いたとおり、山頂からは海は見えません。
山頂の周囲はササやイタドリの林、アメダス観測点とアンテナ群で占領されていました。

低山めぐりの旅では、ときには 飛島のような離島に行くこともあります。船に乗って登山しに行くのも醍醐味のひとつ。
島の方どうしの会話は半分以上聞き取れませんでした。
離島の低山登山は、まだ残っています。今から楽しみです。



三角点はイタドリに埋まりかけていた

周囲はヤブとイタドリとアンテナだらけ


酒田の海鮮屋で海鮮丼を食べて帰りました。



<山データ>

山名:柏木山(かしわぎやま)

標高:57.8m

所在:山形県酒田市飛島 Googleマップ

経緯度:N 39°11' 02" E 139°32' 38"

<行程メモ>
酒田駅−(15分)−酒田港:自転車
酒田港−(75分)−飛島勝浦港:定期船とびしま
飛島勝浦港−(5分)−山麓:徒歩
山麓−(15分)−山頂:徒歩




[2011/05/28 22:37] 予定は予定

これからの(みなさんの同行が可能な)登山予定をおしらせします。
2011年10月:大分・耶馬溪
2012年 4月:東京・港区



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